皆さんお元気でしょうか? スージーと申します!
今回は『からかい上手の高木さん3』3話の感想を綴っていこうと思います!
3話マジで最高でした……! 笑いあり、涙あり、西片の優しさが光る神回でした! そして何よりラストが……!!
ではではいつも通りネタバレありなのでよろしくお願いします!
3話Aパートは「うちわ」でした!
季節は夏を過ぎて秋へ。2年生の10月みたいですね。
PVでは冬着でフェリーに乗っている話がありましたが、終盤の雰囲気がしていましたので3期では秋や冬の話が中心になるのでしょうか? 原作でも冬中心の話がたくさんあるので3年生に進級するかどうかも気になるところですね。
さて、本編ですが、今回はしっかりとからかいパートです! からかい上手の高木さん! って感じの話ですね。
珍しく暑がる高木さんかわいい。手うちわで髪が揺れるところが細かいですね!
暑さに備えてうちわを持ってきた西片くん。それを見た高木さんに対してドヤ顔をします。そんなドヤ顔西片に高木さんが「扇いでよ」と言います。
「暑いのに……」と難色を示す西片に勝負を持ちかける高木さん。そして勝負に勝ったほうが相手を扇ぐという条件を提示します。
ここ西片の脳内高木さんがまたかわいいですね! 前回も脳内高木さんに勝った妄想をしていましたが、今回も脳内高木さんに勝利する図式を思い描きます。学びませんねぇ。
脳内高木さんの「ん~っ」がかわいすぎる! 次の西片の「悪くな~い」も言い方面白いですねw テンポがいいw
二人はうちわを【使って】消しゴムをたくさん動かせた方が勝ちという勝負をします。
この消しゴム、1期1話の例の消しゴムと同じものですね!
あれには西片の名前が入っていましたが、これは同じ消しゴムなのでしょうか? それともアレはもう使い切ったのでしょうか?
力勝負なら負けないと顔を赤くして全力でうちわを扇ぐ西片。勝負に対して全力で取り組む西片はやっぱり西片ですね。
その風圧をちゃっかり利用して涼む高木さん。とても涼しげでいいですね。
結局勝負の行方はとんちをきかせた高木さんの勝利に終わります。ま、当たり前ですよねw
結局罰ゲームで西片は高木さんを扇ぐことになるのですが、今回の話通して高木さんの髪の表現がメチャクチャすごい! 風がなびく度に高木さんの髪もなびきます!
高木さんのトレードマークとも言えるセンターで分けたサラサラとしたロングヘアーが揺れる表現はまさにアニメだからこそできる表現ですね!
原作の良さに動きをつけることで更に良くするアニメの鑑ですね!
そして更にオリジナル展開! 近くに寄った高木さんが更に近づきます! そして!
ゼロセンチメートル!
肩と肩が触れ合う表現がすごく素敵です! アニメの1期2期を経ての時間経過と2期の『ゼロセンチメートル』という主題歌があってこその3期の表現! これこそアニメだからこそ、時間軸があるからこそできる展開ですね!
心身ともに2期のテーマだった距離感が縮まったのを感じるオリジナル展開でした!
Bパートは「魔球」でした!
この話原作でもコスプレした高木さんや、高木さんのニヤキュンが見れて楽しい話なのですが、アニメではオリジナルカット満載で更に楽しい話に仕上がっていました!
シーン冒頭好きな野球漫画について熱く語る西片。好きな物を語る西片はイキイキしててとてもかわいいですね!
そんな西片を見て一般通行高木さんが何かを思いつくシーンがあります。アニメではカットされていますが原作の鷹川すみれちゃんの表情がメッチャいいので是非見て欲しいですね!
早朝一人で漫画を読んでいる西片のもとに何故かたまたま偶然ピンポン玉がコロコロと――。それを見た西片、ウズウズしてついつい漫画の真似をしちゃいます。
と、それをしっかり見てる高木さんがメチャクチャおもしろいw 動きと止めがメッチャ効いてますw キラキラ高木さんもかわいいw
ここで「かっこいいのやってたね」という高木さんがいいですね。こういうちょっとした言い回しが高木さんっぽくて好き。
そしておもむろに掃除用具箱から箒を取り出す高木さん。西片が読んでいた野球漫画になぞらえて野球勝負をします。
ごっこ遊びする二人いいですよね。2話でも先生になりきったりしていましたが、3話では野球ごっこですね。
この話、何気ない高木さんの一言がとってもかわいいですね!
「プレイボール」って言う高木さんかわいすぎる!
そして舞台は西片のイメージ内へ。
さっそくユニフォーム姿の高木さんが超かわいい!
3期になっていろんなコスプレした高木さんが見られて素晴らしいですね!
あとなにげにベテラン声優の大塚芳忠さん登場したのビックリしましたw 高木さんはたまのゲスト声優が豪華ですよねw
そしてここからですよ! 西片のイメージ野球でまさかのオールスター登場ですよ!
木村、高尾、田辺先生はもちろんですが、何より驚いたのはチアのコスプレをした、すみれちゃん、真野ちゃん、北条さんなのではないでしょうか! メチャクチャかわいいなおい!!
3人ともしっかりセリフがあるのは3期ではここが初。まさかここで登場するとは思いもよらない嬉しい誤算ですね! 原作ではゲッサンの表紙でチア高木さんがちょこっと登場していましたが、原作では出てないのでチア高木さんも見てみたいなーとか。
イメージで1球空振りが取れたのはよかったけれど、その次にしっかりからかわれた西片。イメージがポンと飛んでしまいました。そのまま2球目へ。
魔球タイムスリップのはずが、誤ってタイムスリップ魔球と言って投げてしまいます。途中で間違えに気づいた西片。ボールは無事に失投となり、それを見逃さない高木さん。ボールは天井高くアーチへ描いてスタンドイン!
超特大ホームランで高木さんの大勝利でした。
たぶん視聴者全員思いましたが、ここの「かっき~ん」と「ホームラーン」がかわいすぎて!! かわいすぎて!! かわいい!! 100%かわいいの狙ってる!! でもかわいいからかわいいって言っちゃう!! かぅわいい!!
「あっ」って反応するチアガール三人娘もメッチャかわいいですw
そして西片に近づいて上目遣いで「私の勝ち」と宣言する高木さんもかわいい。
そんでもってその後の西片の「これ、俺のやつ」っていうところまでテンポよくっておもしろいw
勝負に負けた西片。恥ずかしい罰ゲームを予想しますが、高木さんは西片の読んでる野球漫画を貸して欲しいとお願いします。
こういう熱血スポコンものは女子が読んでも面白くないと思った西片はホントにそれでいいのか確認します。もちろん高木さんも了承します。
「西片の好きなものは、全部知っておきたいから」
かーーーーーーー!!! もーーーーーーー高木さんめーーーーーーー!!!
好きな人の好きなものを知りたいってメチャクチャ乙女じゃん!
メッチャ素敵! メッチャかわいい! メッチャいじらしい!
西片早く気づいてあげてー!!
元高木さんでも、お父さんの好きなものは全部知ってるお母さん。もうどんだけ好きなんだよー! 名言だよー!
今回の話は原作の素晴らしさに西片の脳内イメージとコミカルさが加わってさらに楽しい話になっていました! 描写も脚本もそしてセリフもどれも素晴らしいエピソードでした!
Cパートは三人娘編「ネコ救出」でした。
この話は過去一三人娘がかわいいと思えるくらい良い話でした! 少なくとも三人とも3本の指に入るくらいかわいかったと思います! これぞ三人娘! って感じのクオリティでした!
冒頭のミナちゃん。
はい。もうかわいい!
作画メッチャ気合入ってるなー! と感心する出来ですねw
三人娘を引き立てるような無気力なネコがまたクセになるかわいさですねw
路地にいるおっきいネコを「ふとっちょさん」って呼ぶ、ミナちゃんの性格の良さがにじみ出ていますね。
呼んでも出てこないネコちゃんに諦めて立ち去ろうとします。が、察しのいいサナエちゃんが挟まってるんかもと言います。
そこからネコ救出作戦が幕を開けるのですが、まぁなんにせよ三人娘かわいいです。ストーリー的にも作画的にもかわいいです。作画で言えば2期最終回の夏祭りくらい気合い入ってるように感じました!
またことわざ談義も三人娘っぽくて良いですね。面白い。
そんな内、雨が降ってきて雨宿りをすることに。ネコちゃんを心配していると、さっきの路地から挟まっていたネコちゃんが。どうやら毛がフワフワだっただけみたいですね。
ミナちゃんが再度撫でようと近づくものの逃げられちゃいました。
ミナちゃん観音菩薩かわいい。
三人娘のコミカルさとかわいさが見事に合わさった高木さんの中でもすごくクオリティの高いエピソードでした!
そしてそして最後のDパート! サブタイトルは後で!!
この話原作でも最高の話でしたが、アニメでは……。
ではさっそくまいりましょう!
終わりの授業中、急に雨が降ってきます。
ここのサナエちゃんの「かっぱの川流れ」というセリフ、Cパートと繋がってていいですね。
どうやら微妙な天気だったため傘を持ってきていない西片。最後の手段があるらしく、授業終了と共にダッシュでとある場所へ向かいます。向かった場所は事務室。忘れ物の傘を貸出してもらえたみたいです。
無事ラスト一本の傘をゲットした西片。あのままだと高木さんにからかわれてしまっていたと思い一安心。ホントはそんなことないんですけどね。
と、下駄箱までたどり着いたとき、ふと高木さんのことが頭をよぎります。一抹の心残りを抱えながらも、どうしても見たい番組があるため急いで家路に向かいます。
ザァザァと降り続く雨、西片はふと足を止めて高木さんのことを考えます。このあたりの西片の葛藤が……良いですね。そして梶さんのセリフの具合もとても良い……。
そしてここ! ここですよ!
一人で傘に入っているのに濡れている左肩! まるで誰かもう一人入っているかのような傘の差し方……!
その後も高木さんだから大丈夫だと言い聞かせる西片のセリフが絶妙です! そして敢えて目線を外す演出も良い! 視聴者に想像を委ねる表現がメッチャ良い!
そして「そうだ! そうだ……!」からの西片の空を見上げるところがもう……!
場面は変わり教室で一人宿題をする高木さん。ふいに開く扉。そこには西片の姿が。
にしかたーーーー!!
って言いたくなるようなカッコ良さ!
ちょっと驚く高木さん。でも声色はいつもと同じ。ここは高橋さんが言っていた場面と演技の足し算引き算なんでしょうか。
西片の「傘、忘れたの?」からの高木さんの「うん。そうなんだ」という返事がちょっと明るいのがいいですね。
雨が止むまで宿題をしていたという高木さん。西片が忘れ物を借りにダッシュしていたのもお見通しでした。さすが高木さん。
ここからですよ! 西片の勇気!!
2期のお誘い回や約束回を彷彿とさせる、西片の一言!
西片としてはここで高木さんを誘うと相合傘をしながら帰らないといけない。それはやっぱり恥ずかしい。でも高木さんのことを放っておいて帰るわけにはいかない。それは見たいアニメ番組と天秤にかけたとしても傾くことがないほどに大切なこと。
そして西片は言います。
「はいってく?」
それを聞いた高木さんの表情が! これですよ!
小さくも明るい「うんっ」って言葉にどれだけの想いが秘められていたのか、考えただけでもくるものがあります!
廊下を歩く高木さんの足取りは軽く、あまりの嬉しさについついからかっちゃいます。
でもそこは高木さん。ちゃんと謝ってお礼を告げます。ここの表情がホント良い。好きが溢れてる。尊い。
そしてまた、西片も尊い。肩を濡らして戻ってきた西片。家路に向かう最中での葛藤、高木さんが心配だという想いが本当にエモい。そして僕は西片の肩が濡れているのは、西片が無意識に二人で入っているような傘の差し方をしていたんじゃないかなぁと思います。ただの妄想ですが。
高木さんは西片が見たいスペシャル番組よりも自分を心配してくれたことが嬉しくて嬉しくて仕方がないと思います。そして、その後に続く
「知ってるよ。西片のことならなんでも」
というのが魔球回のセリフと繋がっているようで、構成も上手いなぁと感心しました。
さらに高木さんのわざと傘忘れようかなーというセリフにも「いいけど」と答える西片がメチャクチャいい! 昔だったら真っ赤になって拒否してたと思います。
西片の優しさが、そして成長が光る返答だと思いました!
さらにさらに、その返答を聞いた高木さんの表情と「そっかー」というセリフ。この一言の気持ちの跳躍感がものすごい! たった一言に喜の感情が余すことなく含んでいるような跳ねたセリフだと感じます!
そしてついついからかっちゃう高木さん。嬉しすぎて悪いクセが発動しちゃったみたいですね。西片とのいつものやりとりに着地する良い終わり方でした。
しかし終わったと思わせておいてのまさかのラストシーン!
山本崇一朗先生のサブタイトル絵が……!
これはね。卑怯。あまりにも卑怯。
こんなん涙腺崩壊するに決まっとるやんかあああああああああ!!!!!
原作になかった家路に向かう二人の姿、嬉しそうな、照れ隠しにも似た高木さんの表情がもう尊くて尊くて……。尊くて泣くって『からかい上手の高木さん』でしか経験したことないんですけど。
そして作中で濡れていた西片の肩の答え合わせにもなっているのかな? と思わせる二人の立ち位置。まさかのラストシーンは原作ファンからしても完璧な終わり方でした……!
スタッフさん完璧すぎない? マジで神回。3話神回でした……!
ED曲は2話と同じく「Over Drive」でした!
ということは次の4話で新ED曲が来る可能性大なのでそちらも楽しみです!
3話はマジで笑いあり、涙ありのまごう事なき神回でした!
オリジナル要素を隠し味くらいにちょこっと入れているのがとても光った回だと思います。尚且つ原作の素晴らしいところをリスペクトした演出やセリフ回し、魔球回のコミカルさや三人娘の作画の力の入れよう。そして雨回の西片の優しさや高木さんの表情。そしてそしてラストの山本先生の絵。
1話通して緩急のついた、侘び寂びのある素晴らしい回でした!
4話もメチャクチャ楽しみです!
感想、レビュー、評判
引用元:山本崇一朗、小学館プロダクション、からかい上手の高木さん3製作委員会、シンエイ動画
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