お久しぶりです! 寒暖差が激しい日々が続きますがお身体は大丈夫でしょうか?
今回は先日公開された『からかい上手の元高木さん』の171話の感想を綴っていこうと思います。
※ネタバレありなのでまだ読まれてない方はバックでお願いします!
さて、今回の171話は「じてんしゃ」回でした!
高木さんでも元高木さんでも自転車は切っても切れない大切な思い出の一つなので今回も期待大です! そしてその期待をしっかりと越えてきてくれます!
なんと言っても今回は「アイツくん」が久々の登場です! 作者の稲葉先生自身が「アイツくん」と呼称しているので公式の呼び方でいいんでしょうねw
アイツくん登場って時点で神回確定みたいなものですね! 毎回神回ですけどね!!
ではでは本編に触れていきましょう。
1ページ目、いきなりちーちゃんの戸惑いの表情から始まります。その顔の原因はもちろんアイツくん。なんと自転車に乗ってちーちゃんがいつも遊ぶ公園まで来たそうです。いわゆる『チャリで来た』ってやつですね。←
アイツくん曰く遠いからチャリで来たそうです。
わざわざ? 遠い公園なのに? わざわざ自転車に乗ってまで来たの???
ちーちゃんに会いたすぎじゃない?????
ちーちゃんのこと好きすぎじゃない???????
いきなり脱線しましたが、驚いたちーちゃんの顔の理由には「アイツくんが自転車に乗ってまでやってきた」ことともう一つ理由があるみたい。
おまえ……じてんしゃのれないのか?
というアイツくんの言葉はドンピシャだったらしく、ちーちゃんは自転車に乗れないからこそアイツくんが補助輪無しで自転車に乗れることにも驚いていたみたいですね。
アイツくんの言葉に反論するちーちゃんですが、想像の補助輪を付けて自転車漕ぐ中学生ちーちゃん可愛すぎない??? むしろこのままでいてほしい……!!
と、ここでアイツくんはちーちゃんに二人乗りしないかと提案します。
また話は逸れますが3ページ目の右上のアイツくんの横顔メッチャよくない? メッチャよくない?? うまく説明できないけどメッチャよくない??? かっこよくない????
アイツくん的には二人乗りすることでちーちゃんに自転車のコツを教えるつもりだそうです。ちーちゃんの脳裏には自転車に乗れて喜ぶお父さんの顔が浮かびます。
渋々? 了承するちーちゃん。
さぁ! 時は来た!!(唐突)
いよいよ二人乗りにチャレンジするちーちゃんとアイツくん。
アイツくんの後ろにちょこんと座るちーちゃん。かわいい。
いざスタートという時、ちーちゃんはアイツくんの背中に手を回してーー。
ギュッとしました。
わーーーーーーーーーーーー!
きゃーーーーーーーーーー!!
も! ね! もう! ね!!!
突然ギュッとされて驚いたアイツくん。スタート直後にガシャーンと転倒してしまいました。そりゃそうでしょー!! ねー!! だってねー!!
いきなりの転倒にちーちゃんはアイツくんをからかいます。無邪気ちーちゃん! 無意識ちーちゃん!! しかしアイツくんはその言葉は耳に入ってないと思います。それは珍しく頬を染めるアイツくんの表情が物語っています。
ここで大きく息を吐くアイツくんメッチャよくないですか? メッチャドキドキしてるでしょ!? 子供ながらに大人っぽいアイツくんが紅潮してるのメチャクチャよくないですか?? シチュエーション神すぎ!!
そしてアイツくんは一言。
きゅーにだきつくなよ。
アイツくんの言ってる意味がよくわかっていないちーちゃんは頭にクエッションマークをいっぱい浮かべながら否定します。顔を赤らめて。
かっわ。メチャかわ。無自覚の行動最高。
本家の西片もですが、無自覚に相手を照れさせることにおいては右に出る者はいませんね!
これこそが高木さんシリーズの醍醐味の一つであり、惹かれる理由だと思います!
しっかりと西片の無自覚クリティカルを引き継いでるとしたらちーちゃんメチャクチャ愛され体質になりそうですね! 実際西片も結構抜けてるところもあるけど努力家ですし友達も多そうですもんね。周りがほっとけないタイプ? そういう意味でも成長したちーちゃんをしっかりと守ってほしいなーと思います!
そして場面は変わってお母さんとの帰り道。
二人乗りしていたことをちーちゃんに振るお母さん。お母さんにとっても二人乗りはすごく大切な想い出の一つなので、温かく見守っていたと思います。まだ二人乗りは難しいだろうなぁと思っているお母さんにちーちゃんは決意を新たに告げます。
れんしゅーするんだ。
と。
あらあら、ちーちゃんやる気満々。昔のお母さんとお父さんとのやり取りと違う手法で勝負をするちーちゃんに、お母さんも笑顔です。「そっち」での勝負はお母さんにとっては意外だったのかもしれません。でもそれはそれでもちろんアリですね!
お母さんとは違う勝負の行方が気になるところでまた来週――。
って感じのお話でした!
まーーーーーやっぱり神回ですよね!
そりゃアイツくんが登場する話にハズレ回なんてないですから!
っていうか元高木さんにハズレ回なんて存在しないんですから!!
今回、わざわざ家から遠い公園まで会いに来たアイツくんや、そのアイツくんに抱きついちゃったちーちゃんなど、子供ながら、核になりそうなちょこっとした心情の動きがハッキリと描かれていた回だったのではないでしょうか。
いやー……やっぱ元高木さんって最高だわ。
お読みいただきありがとうございました!
引用元:小学館プロダクション、からかい上手の元高木さん、山本崇一朗、稲葉光史
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