最近忙しくて更新できなかったので今更ながら『からかい上手の元高木さん』126話の感想を書いていきます！
ネタバレしまくるのでまだ読んでらっしゃらない方はバックでお願いします！
さぁ！ 今回126話は「チャンネル」回です！
父親故の厳しさ
リビングでジュースとポテチらしき「いとおかし」を用意して準備万端のお父さん。どうやら観たいドラマがあるようでいそいそとテレビの前へ。観たいドラマって100％片想い的な恋愛ドラマでしょうか？笑
が、リモコンに伸びるのはお父さんの手ともう一つの小さな手。
もちろん手の主はちーちゃん。そして「テレビみるー」という可愛らしい表情。
そしてダメ押し。
「ちーが、テレビ、みる」
「ちーがみる！」
こう言われてしまってはお父さんはお手上げですね。可愛い可愛い娘のお願い。聞かないわけには――。
「ダメだ」
ええええええええ！！
ちーちゃんと心がシンクロしましたｗ
お父さんマジで！ 大人気なくない！？ でも大きくなっても中身は西片だし西片っぽいと言えば西片っぽいけど！？ ってかいつもちーちゃん第一に考えて行動してるお父さんらしくなくない！？
と、衝撃を受けましたが、お父さんにはお父さんなりの考えがありました。
「時には厳しくすることも大切」だと……。
お、お父さん……！ そこまで考えて……！
決して自分がドラマを観たいからじゃない……。そう……決して……！
やっぱりドラマ観たいんじゃーん！！！！！
以心伝心
心を鬼にしてちーちゃんにチャンネル権を譲らないお父さん。
そしてちーちゃんは奥の手を使います。
「おかーさーん」
だよね！ やっぱり困ったときのお母さん！ お母さんならなんとかしてくれる！
でもちーちゃんの言い方面白いですよね。「おとーさんがテレビとった」ってセリフ。まるで兄妹喧嘩で「お兄ちゃんがテレビとったー！」ってお母さんに泣きつく感じ。あんな感じがしますｗ
そしてお父さんも織り込み済みなのでしょうか。苦い顔をしての「そう来たか」に、読者も「そらそうよ」といった感じです。笑
そしてお母さんの「ふーん」という企み顔。
あーもーお父さんがからかわれる未来しか見えない！！笑
ここでちーちゃんと手を繋いでお父さんの元までくるちーちゃんかわいすぎない？ ちーちゃんの甘えん坊なところ出てる気がしてメッチャ好きです！
そしてやってくるラスボスことお母さん！
お父さんは必死で目で訴えます。ちーのために敢えて厳しくしていることを。ちーのために敢えてテレビを盗っていることを。決して観たいドラマがあるからじゃないことを……！
と、以心伝心よろしくお母さんに念じ続けます。そしてお母さんとお父さんの視線が重なったと同時に二人の距離はほぼゼロセンチメートルに！（鼻先が）
まさに目と鼻の先の距離にこんなに可愛いお母さんの顔があったらそりゃお父さんも照れるよね！ ってか羨ましいよね！！
じっくりとお父さんをからかったお母さんは満足げに一考します。そして出した結論は……。
喧嘩両成敗？
お父さんの思いはしっかりとお母さんに伝わったみたいです。そりゃー中学生の頃からお父さんのことが大好きだったお母さんのこと。西片の考えなんて全部まるっとお見通しなのです。だから今のお父さんの考えも全てお見通しです。
お父さんの意図を軽く察したお母さん。
「それも大切かもねー」とサラッと言っちゃうあたり本当にお母さんは世界で一番西片に詳しいかもしれません。それも西片以上に。
意外そうなちーちゃんの驚きの顔。そしてチャンネル権をゲットしたと思いパーっと晴れるお父さんの嬉しそうな顔。
お母さんの出した折衷案。
それは間をとった、「お母さんの観たいテレビを観る」という案でした。
さすがお母さん！ 完璧すぎるアイデア！！ 天才か！！！
まさかの提案に驚きを隠せないお父さん。ソファーに腰を掛けながらお父さんに「これでいいよね？」と言わんばかりに話しかけるお母さん。
そう。全てはちーをわがままな子に育てないため。そう。だから別にちーの観たいテレビじゃなければそれは達成される。
お母さんの言ってることは間違いなく間違っていない！ｗ
そして大きくため息を吐くお父さんとちーちゃん。
西片家チャンネル争奪戦は見事西軍でも東軍でもない異国の地からの黒船が大勝利していったわけです。
争いは何も生まない。と言わんばかりの今回のお話。
いやー面白かった！！
最近は尊さメインのお話がずっと続いていたのでこういうガッツリコメディオチの話は久々だったような気がします。
なので今回は
尊い度★★☆☆☆
からかい度★★★★★
この星印今回初めて使ったのでただの気まぐれロマンティックです笑
次回使うかはわかりませんｗ
僕も兄弟がいるので経験ありますが、こういうチャンネル争いっていつの時代も色褪せないですねｗ 最近はテレビを観る機会そのものが減ってネット中心の生活になっていますが、たまにはこういう昔ながらのやりとりに「からかい」というエッセンスを加えることで日常が楽しくなるかもしれませんね！ 言ってみただけです！ｗ
今週の元高木さんも楽しかったです！
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