遅くなってしまいましたが、からかい上手の元高木さん122話「バレンタイン」回の感想を綴っていきます!
※ガッツリネタバレするので読んでない方はバックお願いします。全て僕の独断と偏見による感想なので皆さんと差異があると思います。それを踏まえたうえで読んでいただけると嬉しいです。
毎年恒例「バレンタイン」回だー!
高木さんといい元高木さんといい、作品の特性上やっぱりバレンタインはものすごく重要なイベントであり、西片をからかう絶好の日ですね!
そして今回の元高木さんも言わずもがな「バレンタイン」のお話! もうタイトルだけで期待しかないです!
まず1ページですが、ゆっくりチョコを運ぶちーちゃん可愛い! 以前お母さんのお手伝いで唐揚げを運んでいた際「おとさないのにー」といいつつポロポロと唐揚げを落としちゃったこともあってか、今回は慎重に目を離さずチョコを運ぶちーちゃん可愛い!
そしてこのチョコレート。上にアーモンドっぽいものが乗ってるんですが、よく見ると中央に寄っているものと、端っこにバランスよく乗っているものとで二種類あることがわかります。
更に下のページでもカップの色が違う感じにも見受けられるので、もしかしたらお母さんとちーちゃんとの出来を差別化してるのかもしれませんね。真ん中に寄っているのがちーちゃん。バランスよく乗っているのがお母さんって感じで!
さてそして2ページ目。
意外とあっさり食べちゃうお父さん。以前はもらうことが嬉しかったり、いくつになっても照れちゃったりでひと悶着あるところなのに以外。お父さん成長した!w これについては後述しますのでしばしお待ちを。
それにしてもお父さん、生徒達から人気疑惑! 種類の多さから見ても、もらった人数が多いことがよくわかります。それに対してちーちゃんとお母さんのセリフ。ちーちゃんの嫉妬? にわざと乗っかるお母さんが可愛いのなんのって! こういうちょっとしたからかいが信頼関係のある夫婦っぽくてとってもいいですね。
そしてここから話はシリアスに! なりませんが、いつもとちょっと違う雰囲気。
4ページのモノローグが前述したお父さんの成長を表していますね。西片が言うとおり昔はもっといろいろなからかいがあったり、あの手この手でチョコを渡す攻防が見られましたが、それも素直になれない高木さんのからかいあってのこと。もう言わずもがな両想いになった二人の関係性でチョコが貰えないかもしれない! と焦ることなんてまずありません。よく言えば安心感があり、悪く言えばマンネリ化した関係。
……が! これで終わる元高木さんではありません!
運命の6ページ目!
ここのお母さんのセリフがまたいいんです……! 「だけ」というこの特別な言葉。
私から、「あなただけに」、「西片だけに」のチョコ……! まさかの二段構えのバレンタインチョコに思わずお父さんも昔の記憶を呼び起こしたこと間違いなし! それはお父さんの照れた表情が物語っていますね!
しかししかし、それはお父さんだけじゃないんだと思います!
「ドキドキしたね」に含まれた感情は、おそらくですが西片だけじゃなくて元高木さんもそうだったんじゃないかなーと思わずにはいられません。お母さんの嬉しそうに微笑んだ表情を見ているとこっちまで幸せな雰囲気に包まれそうですね!
そして極めつけの7~8ページ!
お父さんが手にした箱を目にしたちーちゃんに対するお父さんの言葉。
これ、マジで最高すぎない?
お父さんの隠しきれない表情にちーちゃんは何かを察したのか、まだ察せるお年頃ではないのかジト目で嫉妬? しちゃうちーちゃんはやっぱり可愛いですね!
そして何食わぬ顔して乗っかるお母さんもこれまた可愛い!! そしてそれを即座に否定するお父さんを見ていると、あの頃の想い出が蘇ってくるようで本当に西片家は幸せと暖かさと青春に溢れた最高の家庭だなぁと感じました。
そう。付き合っても、結婚しても、ちーちゃんが産まれても、ずっとずっと青春。
それが高木さんなのではないかなーと思います。
今週も最高に尊いお話でした!!
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