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執筆者の写真スージー

※ネタバレ注意【高木さん】からかい上手の高木さん15巻発売!【特装版】

 2月15日に待望だった『からかい上手の高木さん』15巻が発売されました! 高木さんからしたらまさに教典ですね!←

 今回の高木さんは特装版も同時発売されています。内容は「からかいカレンダーカード」です!


※ゲッサン編集者ITさんのTwitterから引用

 額縁に入れるとすっごく様になります! 2021年も高木さんとともに! 机の上に飾ってみてはいかがでしょうか?



 さて、今回も9篇&おまけと盛りだくさんの収録内容になっています。

 全話の感想を綴るとメッチャ長くなってしまうと思うのでこの記事ではざっと流れを綴って行こうと思います。



 まずトップバッターを飾るのは、高木さんと西片は実は昔に出会っていた!? エピソード0的な位置づけの「ランキング」から始まります。

 まぁこの話が実に高木さん、山本先生っぽいw 核心を付きそうで逸らしていく、5巻の「想い出」回を彷彿とさせるような読者をからかっていくスタイルだと思いましたw

 そして本編も実に尊いですが、個人的にはラストのおまけがメチャクチャにいいです。これは後述しますね。あと本編後の高木ちゃんと西片くんの立ち姿が最高。「西片」回のセルフオマージュのような立ち姿が、二人の関係性を表していて素晴らしいと思いました!



 2篇目は高木さんの想いよ飛んで行け? な「紙ヒコーキ」。

 高木さんのストレートなからかいが魅力的なこの回ですが、なんといっても特筆すべきは西片が西片たる由縁を思わせるような言動! 高木さんは西片のこういうところにも惹かれたんじゃないかってくらい西片が最高な回です。西片マジ好き。これは男の子。

 しかしながらオチの高木さんが「風邪」回再びな感じでとっても可愛かったですw



 そして3篇目は、西片が高木さんをドキッとさせちゃう!? 「シーン」。

 扉絵がとても印象的ですよね! 近い! 近いよ高木さん! それにそのシーンやばない!? って感じですね。話の中身はまーーーードキドキ! 100%片想い題材ならそりゃそのシーンもドキドキするわね! からかいとは言えこうやってラブコメの世界をリアルで再現できる関係性ってそれもう付き合ってるじゃん! 気づいて西片!!

 そしてラストまでの流れがメチャクチャに尊いですね。っていうか高木さんがメッチャ攻めてるの可愛い。どこまで本気のドキドキかはわからないですが、高木さんが幸せならOKです!



 4篇目は、え!? って思っちゃうサブタイトル「けっこん」。

 まさかまさかの田辺先生の結婚話! 驚愕のスクープを知った西片が真っ先に高木さんに勝負を仕掛けるところ、高木さんのセリフ通りだとしたら、これはもう高木さんのこと好きすぎる証拠ですねw

 とりあえず6ページ目の先生美人さん多すぎない??? って思った。でもそれ以上にびっくりしたのが月本先生の存在だよね。全員びっくりしたんじゃないのかな? メチャクチャ血受け継いでるやん! サナエちゃんとそっくりやん!

 正直最初読んだとき最後の高木さんの言動がピンと来てなかったんだけど、数回読んで「あー!!!」ってなりましたw 実質告白じゃん!

 ラストの「ニーサン」はメッチャ笑いましたw

 あと本編後の月本先生メチャクチャ可愛いんだが?????



 5篇目は、やっぱり間接キスこそ至高の青春なのか? な「豆まき」。

 扉絵の鬼高木さん可愛すぎでしょ。鬼っていうか鬼ギャル?

 得意げに何の日か告げる西片がかわいい。それに対して笑う高木さんは超絶可愛い。可愛すぎ。そして頭をフル回転させる西片に対していつも通り飄々と返す高木さんがメッチャいい。

 そしてやっぱり今回のキメは鬼のお面を被る高木さんだよね! ブンブン頭を振る高木さんんメッチャかわいい! 絶対いい匂いしそう←

 それとラストの高木さんの表情エグい。ここメチャクチャ力入ってるやん! 髪の流れといいメッチャ書き込んでるのが目に見えてわかるね! これぞからかい! って感じの話でした!



 6編目はアニメの感動をもう一度! な「サビ」。

 好きなアニメの話が出来るってすっごくいいよね。しかも相手が高木さんなら尚更。フンフーンVSフフーン談義が面白かったw 好きなアニメのOP即行で買う高木さん素晴らしすぎるよねw

 それは置いといて今回のこのシチュエーション見て震えたよね。完全にアニメ2期10話のラストを踏襲したような世界観。アニメはアニメの良さがあるけど漫画になっても最高すぎる。双方にいいところが溢れ出してる。山本先生が描くと同じシチュエーションでも全然違うよね。山本先生アニメの展開取り入れるのも天才的だからこの話見れてしあわせの極み。

 高木さんと片側イヤホンで好きな曲を聴く……。好きな曲も耳に入らないくらいの緊張。もう完全に付き合ってるやん!!!



 7編目。あの定番シチュを再現! 「反射神経」。

 この回、高木さんの構ってほしいオーラというか、からかいたいオーラが可愛すぎて尊い……。3ページの高木さん見たらもう完全に西片のこと好きすぎだよね。こんなにもはっきりわかるのに……西片めー! 構ってあげてー!!

 ラブコメの定番シチュも高木さんと西片にかかればまた一風変わった味になる。偶然を必然に変える力を持つ高木さん。からかい偏差値東大レベルの高木さんの地頭の良さが滲み出てる回!

 今回のからかい方を見ても高木さんもたまには甘い展開を求めてたりするのかな? たまにはもっと直球な青春したいのかな? って思ったりw

 楽しそうな高木さんがやっぱり一番かわいい! 笑顔最強!!



 8編目は、大人のお誘い? な「落としもの」。

 はい。2ページ目からかわいい。鍵っ子イコール大人って発想の西片、そういう子供っぽい発想がかわいいよかわいい。

 西片のことならなんでも知ってる高木さん。鍵を無くしたのもすぐ察して手伝ってくれるの天使すぎる。ほんと優しい。この話高木さんの優しさ溢れてる。もちろんその最中でもしっかりからかうのが高木さんの本質出てるけどねw

 100%片想いのシチュエーションにかけてからかう素振りを見せながら、実際に「そうだったらいいのに」って漏らしちゃう高木さん。不意に見せる本音が本当に尊い。

 そしてこの話のオチ……。メチャクチャドキドキするシチュエーションだけど何かが変わりそうで変わらない様は『現状維持』を彷彿とさせて、ニヤニヤしつつも少し寂しい感じもして侘び寂びが効いてるなぁと思わざるを得ませんでした!



 ラスト9編目! 高木さんが西片に惹かれた理由がここに!? 「やさしさ」。

 自分の大好きな作品と、目の前で泣いてる見ず知らずの子供。天秤に掛けざるを得ない時、その人の真価が問われる。大袈裟に言うとそんな話。

 この話こそ、西片の人間性がしっかりと描かれている話だと思います。通常のからかわれている西片もかわいいけれど、いろんなことに一所懸命取り組む西片は目の前の子供にも一所懸命になれる西片本当にかっこいい。同性からも好かれるところこそ西片の人間的魅力の一つだと思う。こういうところも高木さんの琴線に触れたのかな?

 西片のやさしさが評される話ですが、最後に高木さんのやさしさも表れてますよね。幸せになってほしい。なるんだけどね!!!←


 この話の詳しい感想は以前書いてますのでよかったらこちらもお読みください!

 https://suzy252525takagi3.wixsite.com/website/post/takagi3_202010



 エクストラステージ! おまけ!

 こういう話メチャクチャに弱いマンです。言うなれば「モノの記憶」。壊れるまでの記憶を持っていて、静かにずっと見守っている。そんな描写が含まれたこのおまけ、マジで感動して泣きそうになりました。モノの記憶だからそこにあるのは事実だけ。西片視点でもなく高木さん視点でもなく、とはいえ第三者視点とはちょっと違う。時を超えての記憶をたったの4ページでこうやって描いてしまう山本先生は天才としか言いようがありません。

 最っ高のおまけでした!



 こうやって単行本化されたらわかるけど、巻を追うごとに二人の距離が本当に少しずつ、少しずつ近づいているのがわかります。多種多様な攻めを披露する高木さん。特に今回は本音を吐露するシーンも多く、尊い……尊い……の連続でした。

 今回は子供時代の二人が描かれたり、西片の人間性が垣間見えたりと、いつものからかいもしっかり描きながら起伏のある巻だったのではないでしょうか?


 そして9編目の「やさしさ」で西片のやさしさを描き、8編目の「落としもの」で高木さんのやさしさも描いていたのかなーと思ったり。単行本に編集されたことで新たな発見もあったと思います!



 最近ゲッサンで掲載されている新たな話もとんでもなく破壊力ある話がてんこ盛りなので16巻も期待しまくっていいですよ!←


 16巻が待ち遠しいです!


引用元:小学館プロダクション、山本崇一朗、からかい上手の高木さん


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